【Cinnamon Roast（浅煎り）】 紅茶のような上品で華やかなフレーバーと、熟した桃のような果実感。 しっかりとしたボディ感も相まって、濃厚なピーチティのような印象です。 生産地: イルガチェフェ　チェルベサ村 生産者: チェルベサ村の小規模農家さん 標高　: 1,950-2,200m 精製　: ナチュラル 品種　: 在来種 エチオピアの中でも特に人気のチェルベサ村のニュークロップ。 この村では小規模の農家さんが多く、各世帯の庭先で栽培を行ういわゆるガーデンコーヒーと呼ばれる栽培方法をとっています。 標高1,950mを超えるチェルベサの水洗工場は、朝は霧が立ち込めるほど気温が下がり、日中も25度程度しか上がりません。 冷涼な気候下で、コーヒーチェリーは太陽の光を十分に浴びながらゆっくりと乾燥が行われ、糖度を内部に凝縮させていきます。 こうして丁寧に作られたコーヒーは桃やアプリコット、レーズンを思わせる甘さと、突き抜けるような甘いスパイスのニュアンスが特徴的です。

【City Roast（中深煎り）】 ローストしたアーモンドやチョコレートのような甘味。 クセがなくバランスのとれた味わいで、後味にはほんのり柑橘系の爽やかな風味が残ります。 生産地: シエラネバダ 農園　: アソグランコーヒー農協の生産者さん 標高　: 1,400-1,500m 精製　: ウォッシュ 品種　: Castillo, Colombia, Caturra 規格　: スプレモ このコーヒーの名前にもなっているLa Mielはスペイン語でハチミツの意味。 その由来はアソグラン農協の各農家さんたちが養蜂も営んでいることから来ています。 コロンビア北部は、コーヒーの収穫時期が10月~1月とわずか4ヶ月しかないため、彼らはコーヒーだけでは生計がたてられません。その為、シェードツリーとして植えられているグアモの木を利用してハチミツを作り、重要な収入源としています。